トーホー、シンガポールで水産卸を買収 活きロブスター・カキなど取り扱い

 トーホーは20日、シンガポールで水産品の卸売りを手がける「ゴールデン・オーシャン・シーフード」(GOS)を買収すると発表した。生きたロブスターやカキといった「活き水産品」を主に取り扱う。シンガポールでの品ぞろえの拡充と、販路の拡大がねらい。GOS社のチェン・ローランド社長から全株式を取得する。取得額は非公表としている。

 これまでシンガポールでは、トーホー傘下の5社が日本食材や業務用青果をレストラン向けに卸売りしてきた。ただ、活き水産品の取り扱いがなかったことから、GOS社をグループに取り込むことで取り扱い商品を充実させる。販路拡大も見込み、業容拡大につなげる考えだ。GOS社の2018年12月期の売上高は3億5900万円(1シンガポールドル=81円で換算)だった。

 21日付で株式の譲渡契約を結び、22日付で受け渡しを実行する予定だ。今回の買収による2020年1月期の業績への影響は「軽微」としている。

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