「より自由にまっすぐ進んでいきたい」 神商「女性会」が20周年式典

20180619神商女性会20周年

 神戸商工会議所は19日午前、女性経営者の交流会である「女性会」の創立20周年を記念した式典を神戸市中央区のホテルで開催した(写真上)。鈴木美千子会長(神戸ロイヤルグルーミング学院取締役学院長)が式辞を述べ、「これからも新しいものを求め、古い伝統も生かしながら、より自由に、まっすぐに進んでいきたいと思います」「全国のみなさまとの交流を楽しみながら、大きく広がっていきたいと願っています」と決意を新たにした。

 来賓としてあいさつした井戸敏三・兵庫県知事は、女性会が阪神淡路大震災から3年後の1998年に設立されたことに触れ「まさに神戸の復旧復興を担ってきていただいた」とねぎらった。そのうえで国が進める「一億総活躍社会の先頭に立つのは女性だと思います」と期待を述べた。

 続いて神戸市の久元喜造市長、神戸商工会議所の家次恒会頭、全国商工会議所女性会連合会の藤沢薫会長(チェックメイト代表取締役)が祝辞を述べた。藤沢氏は阪神淡路大震災から20年が経過した2015年に、神戸で開いた女性会の全国総会について「いまなお多くの参加者の記憶に鮮明に残る」と強調。そのうえで「各地女性会や、地域のあらゆる団体と連携し、商工会議所女性会ならではの活動を展開することを期待しております」と語った。

20180619コシノヒロコ氏

 式典には初代の会長を務めた下村俊子・神戸風月堂会長ら歴代の会長が出席。10周年記念式典を開催して以来、女性会の会長を務めた渡辺百合マキシン社長、藤浪芳子昭和精機会長、磯田弘子共栄印刷会長に、神商会頭の家次氏から感謝状を渡した。さらにファッションデザイナーのコシノヒロコさん(写真下)が「私のファッション人生論」をテーマに記念講演した。

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