井本商運、コンテナ船「みかづき」が就航 陸上電源の受電設備も搭載・西日本航路

20240326みかづき

【神戸経済ニュース】国内コンテナ輸送大手の井本商運(神戸市中央区)のコンテナ船「みかづき」(写真=井本商運提供)が就航し、25日に神戸港で初入港セレモニーを開催した。1月に就航した「まや」と同型船で、最大コンテナ245個(20フィートコンテナ換算)を積載できる。小池造船海運(広島県豊田郡大崎上島町)で建造し、船主は三萬吉(岡山県笠岡市)。神戸を起点に国際フィーダー貨物や国内貨物を運搬する西日本航路に投入した。

 阪神内燃機工業(6018)の機関モニタリングシステム「HANASYS5」を搭載した。地上事務所のパソコンや、スマートフォンなどで、従来は船舶の監視室でしか見られなかった主機の状態を陸上と共有。機器故障による運航障害のリスクを抑える。神戸港カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画への対応で、陸上電源の受電設備も搭載したのも「まや」と同様だ。

 初入港セレモニーでは、神戸市港湾局の松木隆一副局長が初入港の記念たて、岸壁を管理する阪神国際港湾(神戸市中央区)の小笹基人からも記念品を贈り、「まや」の初入港を歓迎した。全長96.81メートル、全幅14.0メートル、総トン数749トン。コンテナ245個のうち42個は冷凍コンテナを積載できる。

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