神戸天然物化の4〜12月期、純利益5%減 新棟建設関連で税負担が増加
- 2024/02/11
- 18:03
売上高は9%増の51億円、営業利益は3%減の8億5000万円だった。「機能材料分野」で採算性が高い量産ステージの製品販売が減少したほか、人件費や販管費の増加が重しになった。事業部門別の売上高は、「機能材料事業部門」が11%減の19億円、「医薬事業部門」が24%増の21億円、「バイオ事業部門」が28%増の11億円だった。機能材料は、ディスプレー関連材料が顧客の在庫調整の影響を受けて低調だった。
24年3月期の業績予想は据え置き。純利益は前期比23%減の11億円を見込む。23年12月までの進捗率は50%だが、「売上高や利益が1〜3月に集中しやすい当社の傾向からみて順調な推移」(経営企画部)として、業績予想の修正は見送った。
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