バンドーの4〜12月期、純利益4%増 川西倉は創業100周年で記念配
- 2018/02/13
- 21:45
バンドー化学が13日に発表した2017年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比4%増の39億円だった。自動車向けベルトが好調だったほか、一般産業用では海外で農業機械向けベルト、国内で産業機械用ベルトやプーリが伸びた。売上高は4%増の682億円、営業利益は12%増の47億円になった。2018年3月期の連結業績予想は従来予想を据え置いた。
川西倉庫は17年4〜12月期の連結決算と同時に、2018年3月期末に予定していた6円の普通配当に加え、7月5日に創業100周年を迎えることから2円の記念配当を実施すると発表した。年間配当は前期に比べ4円多い16円(うち中間8円)になる。株主優待制度を3年以上継続して保有する株主を優遇する内容に改めることも表明した。
川西倉の17年4〜12月期は、連結純利益が前期比89%増の6億7500万円だった。厚生年金基金の解散損がなくなり、投資有価証券の売却益を計上したのが純利益を押し上げた。神戸港での港湾運送で取り扱いが増え、売上高も168億円とわずかながら前年同期の167億円に比べて増えた。
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