東急ハンズ三宮店が開店30周年で「神戸自慢博」 地元店とコラボも
- 2018/02/13
- 19:58
東急ハンズ三宮店(神戸市中央区)は1988年3月の開店から30周年になるのを記念して、神戸ならではの商品を集めた特設売り場「神戸自慢博」を始めた。身近でおしゃれな神戸らしいブランドの商品を選んだ。このほか東急ハンズと地元店とのコラボレーション(共同企画)商品も、数量限定で販売する。15日からは、3000円以上を購入した顧客に記念品「30周年記念・限定オリジナルスポンジ」を配布するキャンペーンも始める。
「神戸自慢博」では、神戸開港150年を記念して、神戸の街を象徴する色を取り入れてデザインした神戸タータンのバッグや帽子、雑貨、アクセサリーなど販売。神戸港には日本で最もたくさんあり、長く首を伸ばした様子に似ていることから、キリンとも呼ばれるガントリークレーンをモチーフに雑貨やシャツなどをデザインした「UMIKIRIN」も出品した。3月8日までは「五つ星ひょうご」に選定された兵庫県の特産品約160種も並ぶ。
神戸の老舗ブランドも東急ハンズの30周年を祝う。神戸凮月堂(神戸市中央区)とコラボした東急ハンズ三宮店30周年オリジナルゴーフル缶(400円、税別、写真=東急ハンズのホームページより)や、エキストラ珈琲(同兵庫区)とのコラボで作った三宮店30周年オリジナルドリップコーヒー(同130円)も販売する。加えて、神戸在住の切り絵作家キイロノハサミさんのデザインによるオリジナルポストカード(同150円)も制作した。
東急ハンズ三宮店は全国で8店舗目、近畿では1983年の江坂店に続く2店舗目としてオープン。当初は高度経済成長期も終盤からバブル期に入り、プロが使用する器具や素材などを小分けして販売するスタイルなどが、高品質や本物を志向する消費者に受け容れられた。その後の不況期や消費者のデフレ志向などもあって店舗の品ぞろえも変遷したが、もともと神戸に集積があったファッション産業などとは別の視点を持ち、神戸の消費シーンをリードしてきた。
- 関連記事
-
- TOA、宝塚市に新拠点「ナレッジスクエア」建設 研究開発施設を再開発 (2018/02/15)
- 神戸製鋼子会社、核のごみ地層処分に関連するデータで不適切行為か (2018/02/14)
- 東急ハンズ三宮店が開店30周年で「神戸自慢博」 地元店とコラボも (2018/02/13)
- フジッコ、「ふじっ子煮」シリーズなど実質値上げ 北海道産昆布の価格上昇 (2018/02/12)
- ロック・フィールド、1月の既存店売上高1.4%増 3カ月連続で前年比増 (2018/02/10)
広告