カルナバイオが6日続伸、9%超上げ 「新たな上昇相場」に期待感

20191231神戸株ワッペン

終値 623円 +54円(9.49%)

【神戸経済ニュース】17日の東京株式市場ではカルナバイオサイエンス(4572)が6日続伸した。一時は前日比94円高の663円まで上昇した。終値でも東証グロースの値上がり率ランキングで19位。新株予約権の発行による希薄懸念や需給悪化懸念で下落していたが、3月14日に447円の安値を付けた後は戻り歩調をたどっていた。チャート分析の一目均衡表で実際の値動きを示す「日々線」が、12日に抵抗帯「雲」を上に抜けて以来、買いに弾みが付いていた。

 「キナーゼ」と呼ばれるタンパク質に強みを持つ創薬ベンチャー。株式新聞のコラムがカルナバイオを取り上げ、17日前場にロイター端末などを通じて配信されたことで買いの勢いが強まった面もあったようだ。カルナバイオが自社で臨床試験(治験)を進めている「AS-1763」について「BTK阻害薬は1兆円を超える市場とも見込まれている大型医薬品」と紹介。そのうえで需給面でも「新たな上昇相場に入りつつある」との見方を示した。

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