早駒運輸にスポーツ振興賞 関西広域連合・関経連「関西スポーツ応援企業」

【神戸経済ニュース】関西広域連合と関経連は、従業員のスポーツ活動促進や、スポーツ分野での社会貢献を表彰する2022年度の「関西スポーツ応援企業」の「スポーツ振興賞」に早駒運輸(神戸市中央区)を選んだと発表した。女子ラグビーチームの支援を通じた文化発信が受賞理由だ。兵庫県や関西の高校女子ラグビー選手が関東圏などに流出する中、早駒運輸は2019年11月に女子ラグビーのクラブチーム「神戸ファストジャイロ」を設立した。

 神戸ファストジャイロは一般社団法人として設立し、代表理事を早駒運輸の渡辺真二社長が務める。関西の大学出身選手を雇用したり、神戸親和女子大学と社会で活躍する女性の育成などで連携協定を結んだりと、女性の社会進出にも寄与している。23年に入団予定の4人。このうち2人は早駒運輸に入社する予定。日本代表候補に選ばれ関東の2チームから声をかけられたが、本人が希望してファストジャイロに入団する選手もいるという。

 表彰式は26日に、大阪市内で開催した。渡辺社長のほか、関西広域連合長の三日月大造滋賀知事、関経連の松本正義会長、久元喜造神戸市長らも出席した。早駒運輸以外の受賞企業は、大賞に住友電気工業(5802)、地域振興賞に大塚ホールディングス(4578)、健康経営賞に世古工務店(三重県鈴鹿市)、特別賞にワントゥーテン(京都市下京区)だった。関西スポーツ応援企業の表彰は関西広域連合と関経連の合意で始まった。今回で第4回。

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