【神戸経済ニュース】ＫＤＤＩ（9433）と住友商事（8053）が折半出資するケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）のＪＣＯＭ傘下であるジェイコムウエスト（大阪市中央区）は、特殊詐欺の被害防止を中心に地域の安全・安心に向けて取り組む「特殊詐欺の被害防止等に関する協定」を結んだ。４日付。ジャイコムウエストがサービスエリアである京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県の府県警と協定を結ぶのは今回が初めて。

　今後は協定に基づいて、ジェイコムウエストの営業スタッフが客先を訪問する際に、警察からのチラシを配布に協力。固定電話機を留守番電話に設定するなど、詐欺対策を推奨する。ＣＡＴＶの回線を利用した固定電話サービスで「迷惑電話自動ブロックサービス」をオプションサービスとして提供する。加えてＣＡＴＶのコミュニティチャンネル「Ｊ：ＣＯＭチャンネル」の地域情報番組「ＬＩＶＥニュース」で特殊詐欺の手口や発生状況、兵庫県内の警察署が実施する防犯イベント情報などを提供する。

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