六甲バターの家庭用チーズ値上げ、業績予想に織り込み済み

【神戸経済ニュース】チーズ大手の六甲バター(2266)は18日に発表した家庭用チーズの値上げは、同社の業績予想に織り込み済みであることが21日に分かった。値上げしない場合と比べて販売数量は減少すると見込むが、値上げの効果で売上高と利益が伸びると想定。製品の採算が改善する。

 同社は8日に、2022年12月期の単独税引き利益が前期比92%減の2億円になる見通しを発表。19年3月に完成した神戸工場(神戸市西区)の償却負担は小さくなるが、原料チーズなどの国際的な原材料高、コンテナ不足を背景とする物流運賃の上昇、円安・ドル高が利益を圧迫する見通しを示していた。

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