川西倉庫の今期、純利益52%増 減収も前期に特損計上の反動で

20200511川西倉庫決算

 川西倉庫は11日、2021年3月期の連結純利益が前期比52%増の3億7000万円になりそうだと発表した。国内の港湾運送業務や貨物取り扱い高の減少で減収を見込むが、前期に投資有価証券評価損や和解金など9100万円を特別損失とし計上した反動が表れる。年間配当金は前期据え置きの12円(うち中間6円)にする計画だ。

 売上高に相当する営業収益は1%減の237億円、営業利益は8%減の5億円になる見通し。国内物流事業では、港湾運送業務と貨物取扱高の減少が響き、5億500万円の減収を見込む。国際物流事業では、海外倉庫での取扱高増加などで3億5500万円の増収になる見込みだが、補いきれない公算だ。国際物流事業は営業黒字に転じるが、全体の減収が減益に響く。

 21年3月期の設備投資は完成ベースで14億円を計画。主な案件では、基幹システムの更新に4億円を投入するほか、6月に完成する京浜支店大黒営業所上山倉庫に3億8000万円をかけるとしている。

 同時に発表した20年3月期の連結決算は、純利益が前の期比26%減の2億4400万円だった。貨物取扱高が増加して会社予想をやや上回る増収だったが、貨物が一時に集中した際の再保管経費や、保管拠点間などを輸送する「横持ち」の費用がかさんだ。さらに特損も響いた。営業収益は2%増の239億円、営業利益は22%減の5億4200万円だった。

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