住友ゴム、トルコ・シリアに支援物資 テント・食料など1000万円相当

【神戸経済ニュース】タイヤ大手の住友ゴム工業(5110)は21日、トルコ南部で6日に起きた地震で、トルコやシリアの被災地に対して約1000万円分の支援物資を提供すると発表した。寒さ対策の資材と食料品を提供する予定。食料品の一部はトルコの現地法人が提供を始めている。テントなどの資材はトルコへ発送する数量を日本国内で確保できたという。

 支援する物資の内容はテント、寝袋、毛布で約500万円分を、現地の受け入れ機関に向けて発送する。加えてトルコ工場から食料品を約500万円分提供する計画だ。

 トルコ工場の従業員による募金を通じた支援も予定。このほか現地の災害危機管理局と連携し、トルコ工場の従業員からボランティアを継続的に派遣する。被害の規模が大きかったため、継続的な支援が必要と考えているという。

 住友ゴムのトルコ工場は震源から500キロメートル以上離れているため、特に被害は受けなかった。現在も平常通り操業している。


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