ケミプロ化成、社長に兼俊副社長が昇格 福岡会長兼社長は代表権持つ会長に

 ケミプロ化成は20日、代表権を持つ兼俊寿志副社長(57)が4月1日付で社長に昇格する人事を決めたと発表した。福岡直彦会長兼社長(92)は引き続き代表権を持つ会長とする。これまで福岡会長兼社長は02年12月〜10年3月、12年4月〜14年6月の2回、会長職に専念したことがあったが、いずれも社長に復帰していた
ケミプロ化成は兼俊氏の社長就任の目的を「経営体制の一層の充実と強化のため」としている。

 兼俊 寿志(かねとし・ひさし) 神戸大法卒。1985年4月に第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。2013年5月にケミプロ化成出向、財務経理部長。14年6月にみずほ銀行から転籍、常務。16年6月に副社長。徳島県出身。

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