フェリシモの3〜11月期、純利益31%減 減収に配送コスト高が逆風

20190109フェリシモ

 通販のフェリシモが9日発表した2018年3〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比31%減の3億7500万円だった。希望した商品が毎月届く定期便(コレクション)事業での顧客数の減少で、減収になったのが響いた。為替差益が約1億円発生したことなどで営業外収益が増加したが補えなかった。

 売上高は3%減の208億円、営業利益は59%減の1億8800万円になった。販管費が1%増の109億円と膨らんだ。宅配便などの運賃上昇で商品送料が増加したのが影響した。さらに減価償却費が増えたのも重荷になった。

 2019年2月期の連結業績予想は、従来予想を据え置いた。純利益は前期比43%減の5億6300万円を見込む。期末配当金を前期据え置きの5円とする配当予定も維持した。

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