神戸市、英アバディーン市と新エネルギーなど連携で合意 両市長が覚書

20190109アバディーン締結式

 神戸市と英アバディーン市は9日、海洋産業の振興や人材育成に加え、水素・再生エネルギーに関する情報などの共有で合意したと発表した。来日したアバディーン市のクロケット市長と、神戸市の久元喜造市長が同日午後、神戸市役所で覚書に署名を交換した(写真)。覚書にはアバディーン市の支援で、神戸市が国内初の「世界エネルギー都市間パートナーシップ(WECP)」加盟を目指すことも盛り込んだ。

 久元氏ら神戸市の訪問団は昨年6月にアバディーン市を訪問し、クロケット氏と海洋産業分野のビジネス交流や人材育成に関する意思確認書を交わした。意思確認書では1年以内に正式な覚書が結ばれるのを見越した内容になっていたことから、改めて覚書を結んだ。クロケット氏はアバディーン市長として初めて神戸を訪れ、久元氏との相互訪問が実現した形だ。

 アバディーン市は英北部スコットランドにあり、北海に面した港湾都市。北海油田開発の基地として海洋産業が発展した経緯があり、エネルギーに関する研究開発なども活発だ。一方、世界で初めて市街地への熱電併給の実証実験が実施されたほか、水素の輸入拠点整備なども進め、次世代産業として海洋産業と水素エネルギー産業を育成したい神戸市と方向性が一致したとみられる。

 WECPは1995年設立。年2回の総会を中心に、エネルギー業界の知識やノウハウの共有に加え、メンバー都市間の交流などで事業機会の相互提供などをめざす。2019年1月現在で、世界15カ国の19都市が加盟。加盟には総会の商品が必要だ。アジア・オセアニアでは中国の大慶、マレーシアのクアラルンプール、オーストラリアのパースなど8都市が加盟している。

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