湊川協同組合ビルの再開発、事業協力者に和田興産 22年4月に開業予定
- 2018/11/27
- 21:35
「ミナイチ」の通称で知られる商業施設運営の湊川協同組合(神戸市兵庫区)と、神戸市が共同で保有する「湊川協同組合ビル」(同)の再開発で、事業協力者に和田興産が決まった。神戸市が、このほど発表した。和田興産は今後、神戸市と協議しながら再開発を進める。22年4月の開業を予定する。
現在の同ビルは1970年に完成。地下2階、地上10階建てで、下層階が商業施設、上層階が市営住宅になっている。建て替えを機に市営住宅は廃止し、民間住宅として上層階を建設。14階建てで156戸を予定する。店舗部分は240平方メートルになるという。総事業費は約50億円を見込む。
19年3月に店舗の営業を終了し、同8月から20年7月末までに解体工事。20年8月から22年3月までに建設を終え、同4月に開業・住宅への入居開始の計画だ。湊川協同組合は1918年(大正7年)に神戸で初の公設市場として開設された「湊川市場」(ミナイチ)が前身という。
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