川西倉庫の4〜9月期、純利益73%減 台風など被害で特損、通期は据え置き
- 2018/11/09
- 21:24
川西倉庫が9日発表した2018年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比73%減の1億4600万円になった。6月18日の大阪府北部地震と、9月4日に近畿地方を通過した台風21号による被害で、倉庫設備の修繕費用など8121万円を「災害による被害」として特別損失に計上したのが響いた。前年同期に4億円の投資有価証券売却益を計上した反動もあった。
売上高に相当する営業収益は前年同期比5%増の115億円、営業利益は4%増の3億1400万円だった。昨年に続きコーヒー豆や食料品の取り扱いや、神戸港での港湾運送などが堅調に推移した。売上高は従来予想の105億円を上回った。ただ、インドネシアに新設した倉庫の本格稼働による経費増などで、国際物流事業が2900万円の赤字を計上。営業利益は従来予想の3億4000万円に届かなかった。
19年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比10%増の4億4000万円を見込む。貨物取扱高が堅調に推移する見通しだ。
- 関連記事
-
- 上組の4〜9月期、純利益10%減の87億円 人件費や外注費が増加 (2018/11/09)
- キムラタン、今期最終赤字2億9000万円に下方修正 夏物の販売が伸び悩み (2018/11/09)
- 川西倉庫の4〜9月期、純利益73%減 台風など被害で特損、通期は据え置き (2018/11/09)
- ノザワが大幅続落 今期予想を下方修正で年初来安値 (2018/11/09)
- 山陽電、運輸業の費用増で上期減益 通期の純利益予想はやや下方修正 (2018/11/09)
広告
chevron_left
キムラタン、今期最終赤字2億9000万円に下方修正 夏物の販売が伸び悩み home
神戸観光局とセブン、訪日客の受け入れ環境整備で連携協定 情報提供の拠点に
chevron_right