キムラタン、今期最終赤字2億9000万円に下方修正 夏物の販売が伸び悩み

20181109キムラタン決算グラフ

 キムラタンは9日、2019年3月期の連結最終損益が2億9000万円の赤字(前期は4億6900万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想である2億円の赤字から下方修正し、赤字幅が拡大する。記録的な猛暑や豪雨などによる影響で、夏物の販売が伸び悩んだのが影響する。

 売上高は前期比4%増の45億円、営業損益は2億6000万円の赤字(前期は3億8700万円の赤字)を見込む。従来予想は49億円、1億7000万円の赤字だった。4〜9月期の既存店売上高は前期実績を下回った。ネット通販は前年比増で、新規出店による増収もあったが、計画値に届いていないという。

 同時に発表した4〜9月期の連結決算は、最終損益が3億2000万円の赤字(前年同期は2億3000万円の赤字)だった。夏物が伸び悩んだ影響が表れた。在庫の値引き販売は想定より増えた。売上高は前年同期比7%減の17億円、営業損益は2億9800万円の赤字(前年同期は2億1400万円の赤字)だった。

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