初開催「KOBE TRAIL」世界トップと一般のトレラン大会を併催 20・21日

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【神戸経済ニュース】KOBE TRAIL(神戸トレイル)大会事務局は18日、六甲山の山道を使って競争する初開催のトレイルランニング大会「KOBE TRAIL」の開催を控えて記者会見を開いた。大会は東アジアで初めて開催する世界トップクラスの選手の競技と、一般のトレイルランナーが参加する競技を併せて開催する複合的な大会だ。さらにハーバーランド・高浜岸壁(神戸市中央区)ではトップ選手らのレースを見るパブリックビューイングを20日に開催し、トレランの普及・認知向上に加えてトレランファンの拡大もめざす。(写真は記者会見に出席したトップ選手ら)

 2日間の大会では初日の20日に、世界のトップランナーが集まり世界全8戦と最終戦で構成するレース「ゴールデン・トレイル・ワールドシリーズ」の第1戦の21キロメートルレースを開催する。男子は2023年の最終戦で優勝したエルハウシン・エラザウイ選手(モロッコ)や、19年にアジア人初の年間王者になった上田瑠偉選手らが299人が出場。女子は23年のシリーズ女王であるソフィア・ラウクリ選手(アメリカ)や、国内大会で5連覇の経験がある高村貴子選手ら54人が出場を予定する。

 21日は一般参加の選手が参加する4種類のレースを開催。15キロメートルを1人で走るレース、15キロを2〜3人1組で走る駅伝形式のレース、4キロを1人で走るレース、4キロを2人で走るレースを予定する。メーン会場を摩耶山掬星台(神戸市灘区)で、サテライト会場を高浜岸壁に設定。20日夕方には高浜岸壁での表彰式を開催する。市街地から、ごく近くに山道のコースを設定でき、多くの人の参加や観戦を促すことができる立地から、大会主催者が神戸を国内初の開催地に選んだ。

 コースについて海外選手からは、「コースに木の根が多く出ている」「山道の傾斜が急」「階段が多い」「途中で沢を渡る」など技術的に難易度が高いとの指摘が相次いだ。一方で上田選手(写真左)は、神戸でのレースは初めてながら「日本選手にとっては走り慣れたタイプのコース」と指摘し、自身には有利にはたらくとの見方を示した。高村選手(写真右から2人目)は「東京から新幹線で2時間半で、すぐに山道に入れる立地は魅力。普段の練習にも使いたい」と六甲山のコースを評価していた。

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