斎藤兵庫知事、12月補正予算「緊急性の高い事業を挙げ過去最大に」1000億円超

20221201斎藤知事会見

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は1日、同日発表した2022年度12月補正予算について記者会見し、「緊急性の高い事業をメニューとして挙げた結果、(12月に編成する補正予算としては)過去最大になった」と述べた。「コロナ対応も(インフルエンザとの)同時流行に備える不可欠なテーマだし、災害や有事に備えて安全・安心を確保するインフラ整備も大事なテーマだ」と指摘。「それ以外にも観光や中小企業支援、いまの兵庫県の情勢で必要不可欠」と語った。

 新型コロナについては感染者数からみて「第8波に入っている」との見方を示した。一方で「社会経済活動と感染対策を両立していく」とも改めて強調。発熱外来の拡充や病床確保などに予算を計上する一方で、「経済をしっかり回す」ことで観光キャンペーンや商店街で実施する売り出しなどを支援。今回の補正予算では社会経済活動の促進と、感染対策との両面の予算を計上したことを説明した。

 今回の補正予算案は総額が1006億円で、このうち727億円が国庫支出金。「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」は兵庫県の独自措置に利用できることもあり、兵庫県の一般財源からの拠出は36億円にとどまる。

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