5月の神戸港、輸出入総額は前年比13.5%増 輸入は同月比で過去最高
- 2017/06/19
- 21:56
神戸税関が19日に発表した5月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比13.5%増の6933億円と、4カ月連続で前年同月を上回った。対アジアの輸出入が5カ月連続で前年同月を上回ったうえ、米国と欧州連合(EU)との輸出入も4カ月連続で前年比増。輸入の総額は5月としては過去最高を記録した。資源価格の上昇などを背景に「非鉄金属」などの輸入額が押し上げられたのが影響した。
輸入額は14.4%増の2759億円だった。品目別では「非鉄金属」が75%増の109億円。カナダ、フィンランド、ノルウェーなどからの輸入が増えた。チリや米国から輸入が増えた「金属鉱およびくず」の輸入額が61億円。前年同月の30億円から倍増した。スウェーデン、米自治領プエルトリコ、シンガポールなどからの輸入が増えた「医薬品」は75%増の108億円と、5月としては過去最高を記録した。
輸出額は前年同月比12.9%増の4174億円だった。韓国やメキシコ向けが増えた「原動機」は51.2%増の225億円と大幅に伸びた。「電池」は米国向けが大幅に伸び、67.4%増の163億円と月間の輸出額では過去最高を記録した。「建設機械・鉱山用機械」「自動車の部分品」も伸びが目立った。
月間の平均為替レートは1ドル=111円47銭と、前年同月の108円97銭に比べ2円50銭(2.4%=IMF方式)の円高・ドル安だった。
輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は1414億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.8%と、前月比で0.1ポイント低下した。
輸入額は14.4%増の2759億円だった。品目別では「非鉄金属」が75%増の109億円。カナダ、フィンランド、ノルウェーなどからの輸入が増えた。チリや米国から輸入が増えた「金属鉱およびくず」の輸入額が61億円。前年同月の30億円から倍増した。スウェーデン、米自治領プエルトリコ、シンガポールなどからの輸入が増えた「医薬品」は75%増の108億円と、5月としては過去最高を記録した。
輸出額は前年同月比12.9%増の4174億円だった。韓国やメキシコ向けが増えた「原動機」は51.2%増の225億円と大幅に伸びた。「電池」は米国向けが大幅に伸び、67.4%増の163億円と月間の輸出額では過去最高を記録した。「建設機械・鉱山用機械」「自動車の部分品」も伸びが目立った。
月間の平均為替レートは1ドル=111円47銭と、前年同月の108円97銭に比べ2円50銭(2.4%=IMF方式)の円高・ドル安だった。
輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は1414億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.8%と、前月比で0.1ポイント低下した。
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