4月の兵庫県鉱工業生産6.8%上昇 基調判断は2カ月連続で上方修正

 兵庫県が20日に発表した4月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比6.8%上昇の103.8と、2カ月ぶりに上昇した。兵庫県は生産活動の基調判断を前月に引き上げた「緩やかな持ち直しの動きがみられる」から「持ち直しの動きが見られる」に2カ月連続で上方修正した。業種別の生産指数は主要9業種のうち7業種が上昇した。

20170620鉱工業生産グラフ

 主要9業種では最も高いウエートを占める「はん用・生産用・業務用機械工業」が前月比13.5%上昇と上げに転じた。3月は33.1%低下と大幅な低下だった。このうち個別の品目では一般用蒸気タービンや蒸気タービン部品、ショベル系掘削機械などが伸びて指数を押し上げた。リチウムイオン蓄電池やイパン用エンジン発電機などが伸びて電気機械工業も上昇した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が14日に発表した4月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値は前月比4.0%上昇の103.8だった。

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