川重の4〜9月期、最終赤字37億円 営業益微増も税金費用が増加で

20191031川重決算

 川崎重工業が31日に発表した2019年4〜9月期の連結決算は、最終損益が37億円の赤字(前年同期は35億円の赤字)になった。鉄道車両の改善や、エネルギー・環境プラントの増益などで営業利益は前年同期をわずかながら上回ったが、為替差損の発生と税金費用の増加が重荷になった。固定資産売却益12億円を特別利益に計上したが、補い切れなかった。

 売上高は7%増の7365億円、営業利益は3%増の86億円だった。売上高は航空宇宙システムや鉄道車両が伸びて、エネルギー・環境プラントの減収を吸収した。国内・海外とも鉄道車両の販売が増加したうえ、前年同期に発生した米国向けの一時的な費用がなくなったことで鉄道車両の収支が改善。ただロボットの減収や油圧機器の資材価格上昇などで精密機械・ロボットが減益になり、全体の営業利益は小幅な伸びになった。

20191031川重セグメント

 2020年3月期の連結業績予想は、9月30日に示した予想を据え置いた。純利益は前期比9%減の250億円になる見通し。一方で、同社全体の受注高は20年3月末時点で、19年3月末に比べて4%増の1兆6500億円になる見通しと新たに発表した。7月には1兆7000億円の見通しを示していたが、精密機械・ロボットの受注減などを受けて、予想を見直した。

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