トーカロ、今期純利益28%減に上方修正 産業機械向けが想定上回る推移に

20191031トーカロ決算と修正

 表面処理加工のトーカロは31日、2020年3月期の連結純利益が前期比28%減の39億円になりそうだと発表した。従来予想の35億円から上方修正し、減益幅が縮小する見通しだ。19年4〜9月期に産業機械分野向けの表面処理加工が想定を上回り、今後も同様に推移するとの見方を反映した。ただ、半導体製造装置向けの溶射加工など、半導体・平面ディスプレー(FPD)分野は引き続き低迷するとの想定は変えず、同社全体として前期業績には届かない見通し。

 売上高は8%減の365億円、営業利益は25%減の58億円を見込む。半導体・FPD分野は、受注動向などから「復活の兆しが見えるとはいえ、具体化するには時間がかかりそう」(経理担当者)という。実際に、19年4〜9月期に同分野の売上高は前年同期比で3割近い減少と、大幅な減収になったこともあり、期初の想定を据え置いたという。

 年間で前期比5円減の25円(うち中間12円50銭)を配当する計画は維持した。

 同時に発表した19年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比33%減の21億円だった。半導体・FPD分野が想定通りに低迷したのを、産業機械分野の上振れで補いきれなかった。売上高は10%減の187億円、営業利益は28%減の33億円だった。

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