神栄、今期最終赤字3億円の見込みに下方修正 上期に繊維撤退の特損5億円で

20191031神栄決算と修正

 神栄が31日に発表した2020年3月期の連結決算は、最終損益が3億円の赤字(前期3億9600万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想である1億5000万円の黒字から下方修正し、一転の赤字見通しとした。繊維関連のうち、アパレル小売り事業と、靴下などを製造・卸売りするレッグウエア事業から撤退することで、5億4400万円の特別損失を4〜9月期に計上したのが響く。

 2期連続の最終赤字は、13年3月期まで4期連続の赤字を記録して以来になる。未定としていた今期の配当計画は無配とした。2期連続の無配は、14年3月期まで2期連続の無配として以来だ。

 売上高は前期比2%減の420億円を見込む。従来予想の440億円から引き下げた。アパレル卸売分野で一部の販売先が在庫調整に入る。電子部品は米中貿易摩擦の影響で携帯電話向け落下・衝撃試験機の需要が需要が低迷。ホコリセンサーの輸出も回復も想定よりは鈍いという。ただ、繊維関連では不採算部門から撤退するため同社全体として採算改善を見込み、営業利益は前期比3倍の6億円になる見通しを据え置いた。

 同時に示した2019年4〜9月期の連結決算は、最終損益が5億9200万円の赤字(前年同期は1億4700万円の赤字)だった。事業分野(セグメント)別の営業損益をみると、繊維関連では1億5100万円の赤字だったが、食品関連と物資関連は営業増益だったのが寄与。電子関連の減益幅も小幅にとどまった。全体の売上高は前年同期比5%減の204億円、営業利益は6倍の1億3200万円になった。

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