川重の今期、純利益一転9%減に下方修正 建機向け油圧機器など販売減

20190930川重業績修正

 川崎重工業は30日、2020年3月期の連結純利益が前期比9%減の250億円になりそうだと発表した。従来予想の380億円から下方修正し、一転の減益予想になった。業績予想の前提になる為替レートを円高方向に見直したのが響いた。さらに精密機器事業で油圧機器の販売減や、ロボット事業での半導体関連向けロボットの販売減などを織り込んだ。年間配当金は70円の予定を維持する。

 売上高は4%増の1兆6600億円、営業利益は13%減の560億円を見込む。従来予想は1兆7000億円、720億円だった。売上高の減額幅である400億円のうち、精密機械・ロボット事業で250億円を占める。営業利益も減額幅160億円のうち精密機械・ロボット事業で90億円、為替レートの見直しで70億円を占めた。10月以降の為替レートは1ドル=107円、1ユーロ=118円を想定。従来想定は通期で110円、125円だった。

 セグメント(事業分野)別の収益見通しは10月31日に予定する4〜9月期決算発表と同時に、改めて示す計画だ。10月2日には2022年3月期を最終年度とする中期経営計画について、事業説明会を開催する予定だ。

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