久元神戸市長、人口減少対策の強化「できれば年内に何回かに分けて示す」

20190712久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が配信した動画より)は11日の定例記者会見で、人口減少対策について「新たな対策を講じなければと庁内で検討を進めており、できれば年内に何回かに分けて、市民のみなさんにお示しをしたい」と述べ、追加の対策を検討中であることを明らかにした。総務省が10日に、住民基本台帳を基にした1月1日時点の人口動態などを発表。神戸市の人口減少が大きかったことに触れ、改めて「これまで対策は十分ではなかった」と述べた。

 神戸市の人口減少対策が後手に回った背景について久元氏は、「一種の(過去の)成功体験というか、神戸が福岡や川崎に抜かれるはずがないという意識が長い間にあったのではないか」との見方を示した。久元氏が副市長だった2012〜13年にも、すでに福岡市に人口を抜かれる可能性が高いと認識していたが「緊張感を持った取り組みができなかったのは反省点」と振り返った。続けて「改めて神戸がどういう街をめざすのか、そのために何をするのか、まずわれわれがしっかりと検討し、市民のみなさんに示す必要がある」と語った。

 一方で久元氏は「多くの市民が神戸に愛着を持ち、神戸の可能性に大きな信頼を寄せていると思う」と指摘。「市民のみなさんの知恵、アイデアを結集して人口減少幅を抑えていくのかが大事なのではないか」と話した。そのうえで「わが国全体が人口減少に入っているので、ほかの都市を出し抜くとか、人口の奪い合いをするという発想で都市経営をすべきでない」とも述べ、自治体間の行政サービス合戦による行政コストの膨張などをけん制した。

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コメント

久元市長の政策は良くないです。
周りの群がってる連中に忖度し、
結果的に悪循環になってます。

神戸のために早く辞職してください、

ジンさま

コメントありがとうございます。
コメントの承認までお時間をいただき申し訳ありません。
ところで久元市長の政策のどのあたりが辞職に値するほど良くないのか
具体的にご指摘いただけるとコメントに説得力が増すと思います。
次回から、よろしくお願いいたします。

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