4月の神戸港、輸出入総額2カ月ぶり前年比増 中国向け輸出も増加

20190522貿易統計4月

 神戸税関が22日に発表した4月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比3.1%増の7727億円と、2カ月ぶりに前年同月を上回った。輸出は前年同月をわずかに下回ったが、輸入が伸びて全体を押し上げた。中国はじめアジアからの輸入が目立って伸びた。

 輸入額は前年同月比8.8%増の2932億円。加熱式を中心としたルーマニアやイタリアなどからのタバコと、電池材料などチリやベトナムなどからの「無機化合物」の輸入額は、4月としての過去最高額を記録した。半面、スウェーデンやドイツなどからの「医薬品」の減少が目立ったした。

 輸入額を主要地域別でみると、アジアからが11.3%増の1540億円と4月としては過去最高を記録した。このうち中国からは11.2%増の11.2%増の792億円だった。半面、欧州連合(EU)からの輸入は1.0%減の580億円と5カ月連続でマイナスになった。

 輸出額は前年同月比0.1%減の4795億円だった。中国向けなどの「原動機」「半導体等製造装置」、スリランカやパキスタン向けの中古車を中心とした「自動車」などが減少。半面、米国向けや中国向けなどの「無機化合物」と、中国向けを中心とした「精油・香料および化粧品類」は、いずれも4月としての最高だった。

 4月の平均為替レートは1ドル=111円18銭。前年同月の106円31銭に比べ4円87銭の円安・ドル高だった。輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は前年同月比11.5%減の1863億円だった。

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