2月の神戸港、輸出入総額3カ月ぶり前年比増 春節明け中国向け輸出41.9%増

20190318神戸港貿易統計2月

 神戸税関が18日に発表した2月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比5.3%増の7464億円だった。輸出入総額は3カ月ぶりに前年同月を上回り、2月としては過去最高を更新した。中国向け輸出が41.9%増の1184億円と大幅に増加したのが寄与した。輸入額は減少したが、これを吸収した形だ。

 輸出額は前年同月比14.1%増の4989億円だった。中国向けに平面ディスプレー製造装置など半導体等製造装置が伸びたほか、化粧品類の輸出も引き続き好調だった。さらに221億円の船舶1隻を、商船が便宜的に船籍を置く国として知られるバハマに輸出したのも寄与した。一方で鉄道用車両や電池の輸出は減少した。

 地域別で見たアジア地域向けの輸出は436億円(17.7%)増の2901億円だった。このうち中国向けは350億円の増加と目立った。中国向けの輸出は例年、旧正月(春節)の中国の連休直前に減少する傾向がある。今年は2月5日が旧正月で、昨年の旧正月(2月16日)よりも春節の連休から明けるのが早かったため、2月が膨らんだ面がある。

 輸入額は前年同月比8.9%減の2474億円と3カ月連続の前年割れ。加熱式たばこを中心とした欧州からのたばこ、スウェーデンなどからの医薬品、中国からの衣類および同付属品といった品目が減少。半面、電池材料などが含まれる無機化合物は2月として過去最高になった。

 1月の平均為替レートは1ドル=109円66銭。前年同月の109円26銭に比べ40銭の円安・ドル高だった。輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は前年同月比52.1%増の2515億円だった。

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