布引の滝を明るく道案内 新神戸駅の高架下道路、神戸市が改良

20180418新神戸の高架下道路

 神戸市は山陽新幹線の新神戸駅(神戸市中央区)の高架下を通る道路の側面に、LEDによって内側から光る強化ガラス版を取り付けた(写真)。古くは「伊勢物語」にも登場する名勝の「布引の滝」への入り口に当たる道路だが、従来は高架下に明かりが入らず、日中でも薄暗かった。今回の改良でガラス板が照明になり、布引の滝を明るく道案内する。

 早水電機工業(神戸市長田区)が開発した「ガラス導光板」を採用。高透過ガラスの表面に特殊なインクで印刷し、ガラス表面全体を光らせる。神戸市が2011年に「神戸の新商品」に認定した製品だ。さわやかなブルーに「NUNOBIKI FALLS」の文字と方向を示す三角形を表示。散策を楽しむ訪日外国人観光客の道しるべにもなりそうだ。

 ガラス板を設置した長さは17メートル。ガラス導光板パネル14枚を使って構成した。整備費用は約1000万円だった。

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