メリケンパークに雪山が初登場 「これをきっかけに香美町を知って」

20240217香美町雪山

【神戸経済ニュース】神戸市中央区の神戸港に面した公園「メリケンパーク」では17日、美方郡香美町から運んだ雪に触れるイベント「メリケンパークに香美町の雪がやってくる!!」を開催した。メリケンパークでの行事が少ない2月にもイベントを開催しようと、神戸市、香美町、公園運営会社の神戸港"U"パークマネジメント共同事業体の3者が連携して実現した。メリケンパークで雪遊び体験ができるイベントを開催するのは初めて。18日まで。

 県内屈指の豪雪地域で、スキー場でも知られる小代地区から17日朝、10トントラック5台で雪を搬入。メリケンパークの広場に雪山を作った。香美町観光商工課の松井範好・神戸営業所長は、今年は雪が少なかったため「雪が確保できるか直前まで分からず、告知が直前になった」と話していた。心配をよそに、神戸市街ではほぼ積もらない雪の珍しさもあって、多くの子供たちでにぎわった(写真)。18日朝にも2トンの雪を補充する予定だ。

 雪山の近くには香美町の食材を使った「かに汁」と、カレーライスの屋台が出店。地酒「香住鶴」も販売する。香美町は旧城崎郡香住町、旧美方郡美方町、旧美方郡村岡町の3町が2005年に合併してできた。郡をまたいだ合併でもあり、県内でも新たな町名の浸透度が低いのを意識しているという。香美町の松井所長は「これをきっかけに香美町を知ってもらい、多くの人に香美町を訪れてほしい」と話していた。

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