さかなクンの絵で電車いろどる 山陽電が「豊かな海づくり号」7月1日から

20220627海づくり

【神戸経済ニュース】神戸と姫路を結ぶ路線が主力の山陽電気鉄道(9052)は27日、明石市を会場に11月12・13日に開催する「第41回豊かな海づくり大会兵庫大会」を記念したラッピング電車「豊かな海づくり号」を7月1日から運転すると発表した。東京海洋大の名誉博士・客員教授で明石たこ大使も務めるタレントの「さかなクン」が描いた魚たちのイラストをラッピングデザインやヘッドマークに起用。電車をいろどって今回の大会を広くPRする。

 豊かな海づくり大会は、水産資源の保護や管理と、湖沼・河川の環境保全を訴えるのと同時に、水産業の振興をめざす全国行事だ。1981年から始まった。公益社団法人の豊かな海づくり推進協会(東京都中央区)と都道府県で組織する実行委員会が主催し、農水省が後援する。兵庫県で開催するのは1982年に美方郡香美町(旧城崎郡香住町)で開催した第2回大会以来40年ぶり。式典や歓迎・放流行事、関連行事などを予定する。

 さかなクンは開催地の明石にちなんで、明石鯛(マダイ)、イカナゴ、アカエイ、明石だこ(マダコ)、マアナゴといったイラストを制作。これらを車両のドア付近に配置し、豊かな明石の海を表現する。片面に1カ所は、兵庫県のキャラクター「はばタン」と、さかなクン本人のイラストと海の仲間たちが集合した、大きなラッピング(イメージ図=山陽電気鉄道提供)も配置する。使用する電車は5000系4両1編成だ。

 さらに明石市内の5駅(山陽明石駅、林崎松江海岸駅、江井ヶ島駅、東二見駅、西二見駅)にフォトスポットとスタンプを設置し、スタンプラリーを開催する。期間は8月5〜31日の第1回と、11月1〜13日の2回に分けて開催。それぞれ5駅のスタンプを集めた人に先着555人に、オリジナルのクリアファイルを配布する。先着55人にはWチャンス賞のマイボトルも選べる。

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