川重が前期純利益を3.2倍の530億円に訂正 貸倒引当金を計上などで

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)は29日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)を前の期の3.2倍である530億円に訂正すると発表した。10日に発表した前期決算では4.4倍の550億円としていた。民間航空エンジンの開発を目的とした米英日独の合弁会社であるインターナショナル・エアロ・エンジンズを通じて、間接的に保有している債権の一部が回収できない可能性が発生。貸倒引当金繰り入れ額29億円を販管費に計上するため。そのうえで法人税等調整額8億9700万円を改めて計上する。

 本業の利益を示す事業利益は2.7倍の823億円になった。当初は852億円としていた。売上高に相当する売上収益は売上収益は15%増の1兆7256億円で訂正なし。

 今回の訂正に伴う23年3月期の期末配当金の訂正や、24年3月期の連結業績予想の修正はないとしている。

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