アシックスが5日続伸、昨年来高値 ランニング靴「シェア挽回」報道も支援

20191231神戸株ワッペン

終値 3205円 +135円(+4.40%)

【神戸経済ニュース】1日の東京株式市場ではスポーツ用品大手のアシックス(7936)が5日続伸。取引開始直後に一時は前日比195円高の3265円まで上昇した。昨年11月24日の3145円を上回り、昨年来高値を更新した。円安のほか、新型コロナウイルスの影響が薄れることによる中国経済の回復期待に加え、インフレ一服による利上げ早期停止観測で、米景気悪化の懸念が後退するなど、2023年12月期の収益拡大に期待感が高まっているようだ。

 産経新聞(電子版)が1月31日に「アシックスがシェア挽回、ミズノも新製品で反攻」と報道したのが支援材料になったとの見方も出ていた。記事では、2021年の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)ではゼロになったアシックスのシューズ着用選手が、23年に15.2%まで回復。アシックスのシューズを履いた選手2人が区間賞を獲得したことなどを取り上げた。新製品などの話題はないが、巻き返しへの期待につながった面もありそうだ。

 ミズノ(8022)も4日続伸。

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