GセブンHDが反落、値下がり率17位 4〜12月期の減益で下振れ懸念も

20191231神戸株ワッペン

終値 1505円 -99円(-6.17%)

【神戸経済ニュース】1日の東京株式市場では「業務スーパー」「オートバックス」の加盟店を展開するG-7ホールディングス(GセブンHD、7508)が3営業日ぶりに反落。大引け間際に前日比105円安の1499円まで下落する場面があった。終値でも東証プライムの値下がり率ランキングで17位と、下げ幅を広げた。前日大引け後に2022年4〜12月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比18%減だった。会社予想では23年3月期の増益を予想していたこともあり、足元の収益悪化を嫌気した売りが膨らんだ。

 電力料金の値上げによる光熱費の増加を中心として、店舗での費用増が利益を圧迫したという。加えて22年10〜12月期にも主力の「業務スーパー」加盟店など数店舗を新規出店したことから、出店費用も計上したとみられる。新規出店による利益が23年1〜3月期に大きく計上できれば問題ないが、「通期予想に対する22年12月までの進捗率が53%程度にとどまっており、通期業績の下振れ懸念が浮上しやすい」との指摘も出ていた。

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