GセブンHDが反落、値下がり率17位 4〜12月期の減益で下振れ懸念も
- 2023/02/01
- 19:32
【神戸経済ニュース】1日の東京株式市場では「業務スーパー」「オートバックス」の加盟店を展開するG-7ホールディングス(GセブンHD、7508)が3営業日ぶりに反落。大引け間際に前日比105円安の1499円まで下落する場面があった。終値でも東証プライムの値下がり率ランキングで17位と、下げ幅を広げた。前日大引け後に2022年4〜12月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比18%減だった。会社予想では23年3月期の増益を予想していたこともあり、足元の収益悪化を嫌気した売りが膨らんだ。
電力料金の値上げによる光熱費の増加を中心として、店舗での費用増が利益を圧迫したという。加えて22年10〜12月期にも主力の「業務スーパー」加盟店など数店舗を新規出店したことから、出店費用も計上したとみられる。新規出店による利益が23年1〜3月期に大きく計上できれば問題ないが、「通期予想に対する22年12月までの進捗率が53%程度にとどまっており、通期業績の下振れ懸念が浮上しやすい」との指摘も出ていた。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 今日の株式相場・続伸か、米利上げ打ち止めに期待感 終値2万7500円台焦点 (2023/02/02)
- アシックスが5日続伸、昨年来高値 ランニング靴「シェア挽回」報道も支援 (2023/02/01)
- GセブンHDが反落、値下がり率17位 4〜12月期の減益で下振れ懸念も (2023/02/01)
- 今日の株式相場・反発か、下値拾う動きなどで 2万7500円めどに上昇も (2023/02/01)
- 神戸電鉄の4〜12月期、純利益32%増 行動制限なくなり運輸業が回復 (2023/02/01)
広告