三ツ星ベルトが7日続伸、86年以来の高値水準 今期の収益上振れ期待か
- 2023/01/25
- 19:56

終値 3685円 +5円(+0.14%)
【神戸経済ニュース】25日の東京株式市場では、自動車向けなど工業用ベルトを製造する三ツ星ベルト(5192)が7日続伸。一時は前日比20円高の3700円まで上昇した。バブル期の1986年以来の高値を連日で更新している。足元で特に目新しい買い材料はみあらないが、円安に加えて東南アジアなどでの自動車生産の回復で、期末配当金の上振れ期待が広がったとの見方があった。
同社は株主への利益配分を強化する一環で、24年3月期まで「連結配当向を100%」に引き上げて配当金を増額する方針を示している。このため収益の上振れ期待が、増配への期待感に直結するとの指摘も出ていた。ただ足元では7日続伸で、この間の上げ幅は200円(5.7%)になった。上昇スピードの速さに着目して、いったん短期的な利益確定のうりも出やすくなっているようだ。
▽株式関連コンテンツ
・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧- 関連記事
-
- 日経平均5日ぶり小反落、終値は2万7362円 前日比32円安 (2023/01/26)
- 今日の株式相場・もみ合いか、4〜12月期の決算発表見極め 前日終値近辺で推移 (2023/01/26)
- 三ツ星ベルトが7日続伸、86年以来の高値水準 今期の収益上振れ期待か (2023/01/25)
- 日経平均4日続伸、終値は2万7395円 前日比95円高 (2023/01/25)
- 今日の株式相場・小反落か、利益確定の売り優勢 2万7000円台を維持 (2023/01/25)
広告