神戸鋼が続落、一時3カ月ぶり安値 原燃料高が収益圧迫・通期営業益を下方修正

20191231神戸株ワッペン

終値 594円 −19円(-3.10%)

【神戸経済ニュース】10日の東京株式市場では鉄鋼大手の神戸製鋼所が続落した。一時は前日比45円安の568円と、5月11日以来の安値水準まで下落した。前日大引け後に2022年4〜6月期の連結決算を発表。同時に23年3月期の連結営業利益が前期比14%減の750億円の見通しと、従来予想の800億円から下方修正したのを嫌気した売りが優勢になった。

 従来は10月からとみていた自動車生産の回復が、23年に入ってからになる見通しに変更。さらにアルミなど鉄鋼以外の事業分野は、原燃料高の販売価格への転嫁が遅れると想定した。5月の段階では、鉄鋼の価格転嫁が順調であることが同社株への買い手掛かりになったが、今回は逆の展開。株価水準も5月に買われる前の水準に逆戻りした。

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