神戸フィルムオフィス、支援した254作品をデータベース化 ロケ地など検索可に

【神戸経済ニュース】神戸観光局で映画やテレビドラマなどの撮影を誘致・支援する「神戸フィルムオフィス」は24日、2000年の開設から現在までに神戸市内で撮影した映画124作品、テレビドラマ125作品、ネット配信ドラマ5作品の合計254作品をデータベース化し、ネット上で検索できるようにしたと発表した。新たな作品を神戸市で撮影する参考にできるほか、ファンのロケ地巡りも下調べがしやすくなる。

 神戸フィルムオフィスは撮影場所の紹介など映像作品のロケーションに関する相談に対応するのを中心に、映像作品の制作を支援することで、撮影を誘致する。手厚い支援で撮影を呼び込み、撮影隊や作品を見て神戸を訪れる人を増やすのがねらいだ。道路や公共施設の使用許可など各種申請手続きの支援に加え、撮影隊・出演者の宿泊、撮影機材のレンタルや弁当の調達先の紹介なども手掛ける。

 テレビコマーシャルや写真集なども含めたさまざまな映像作品の撮影を支援しており、支援した映像コンテンツの数は開設以来2023年までの23年間で3700件を超す。このうち動画作品として継続的に公開された映画など254作品を対象として、ネットを通じて誰でも検索できるようにした。「作品タイトル」「ロケーション」「出演者・監督」を入力すると、該当する作品が抽出できる。

 スマートフォンからの検索にも対応。たとえば「神戸税関」をキーワードに検索すると、ネット配信ドラマ「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」や、映画「日本独立」、テレビドラマ「DIVER-特殊潜入班-」など14件が表示されるといった具合だ。神戸で撮影した作品を検索しやすくすることで、さらなる撮影や、ロケ地巡りする観光客らを呼び込みをねらう。

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