ケミプロ化成が急伸、ストップ高 前週末に前期業績を上方修正で

20240122神戸株アイコンA

終値 479円 +80円(+20.05%)


【神戸経済ニュース】22日の東京株式市場では、紫外線吸収剤など化成品を製造するケミプロ化成(4960が急伸。前場中ごろまでに制限値幅の上限である前日比80円高の470円まで上昇。その後は買い気配で推移し配で推移し、大引けで5700株の売買が成立した。同水準には80万3300株(指し値1万3300株、成り行き79万株)の買い注文を残した。

 前週末19日に2024年3月期の単独税引き利益が前の期比69%増の1億2000万円になったようだと発表した。従来予想の8000万円から上方修正し、増益幅が拡大した。主力製品である紫外線吸収剤を中心にプラスチック添加剤の販売が想定よりも増えたのが上方修正の主因の1つ。自動車の生産台数が回復した恩恵を受けたと受け止められ、25年3月期の好業績も連想されたもようだ。

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