神栄が急伸、10%超上昇 前期の純利益を上方修正・配当増額幅を上回る上げ

20240122神戸株アイコンA

終値 1741円 +170円(+10.82%)

【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では、商社の神栄(3004)が急伸。大引け間際には一時前日比173円高の1744円まで上昇した。終値でも東証スタンダード市場の値上がり率ランキングで3位になった。東証昼休み中に2024年3月期の連結純利益が、前期比74%増の16億円になったようだと発表。従来予想の14億円から上方修正し、増益幅の拡大を好感した買いを集めた。営業外収益の為替差益について、下期の追加計上分を業績予想に織り込んだ。

 前期末の株主を対象とした配当金を80円と、従来予定の50円から引き上げたのも買い材料視された。すでに権利が確定した配当金の増額は、理論的には発表と同時に増額した分(今回は30円)だけ配当落ちが発生するため、株価の下落要因になる。ただ今回の増額は25年3月期の配当に80円または80円を上回る額を配当する計画になるとの期待感を誘い、理論上の落ち幅を上回る上げを記録した。神栄は5月10日に前期決算と25年3月期の業績予想を発表する予定だ。

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