FDA、神戸〜青森便を夏休み期間に増便 7月21日から2往復4便に
- 2021/06/24
- 14:38
2021/06/14 19:15 第4段落を追加しました。
地域航空会社のフジドリームエアラエインズ(FDA、静岡市清水区)は24日、夏休み期間の7月21日〜8月26日に「神戸〜青森」便を1往復増便すると発表した。通常ダイヤでは1往復2便だが、期間中は2往復4便を運航する。旅行などで移動が増える夏休み期間に、他の交通機関で補いにくい関西〜北東北の移動需要に対応する。(写真は神戸空港から出発するFDA機)
通常は神戸発が午前11時55分、青森発が午後1時15分の1往復2便。これに期間中は神戸発の午後5時25分発と青森発の午後7時35分を追加して、利便性を高める。6月25日に発売する。
神戸〜青森の所要時間は約1時間40分。新幹線など鉄道を使って移動すると6時間以上かかり、航空機は圧倒的に短時間で移動できる。新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」や緊急事態宣言で多くの企業が出張制限した4月でも、利用率(提供座席数に対する有料旅客数の割合)は50%超と、神戸〜羽田便(49%)を上回った。
FDAによると8月上旬には青森ねぶた祭(今年は中止)もあり、夏の青森便は人気路線。名古屋〜青森も例年夏期に増便している。新型コロナのワクチン接種も進み、旅行に出る人が増えるとみられる中、「神戸からも夏の奥入瀬や十和田に足を運んでほしい」(広報担当者)という。
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