みなと銀、小野市と包括連携協定 地域活性化めざす

 みなと銀行は5日、小野市と地域活性化を目指した包括連携協定を締結したと発表した。産業育成や子育て・教育推進、移住・定住促進、観光振興など幅広い分野で互いのノウハウを提供することで、小野市の経済を活性化し、住民サービスの向上にもつなげたい考えだ。みなと銀はこれまで兵庫県、神戸市とも連携協定を結んでいる。

 みなと銀は小野市の出納を担当する指定金融機関を務める。協定の締結をきっかけに、一段と関係を強化して住民の利便性向上などに寄与するねらいもある。協定を締結した5日から、地域貢献寄付型ファンド「小野氏とともに」の取り扱いを開始。今後は小学生や高齢者など向け「金融教室」の開催や、「新産業団地」に関する共同での情報発信などを実施する予定としている。

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