MORESCOの3〜11月期、純利益53%減 低調な自動車生産が逆風

20200114MORESCO決算

 MORESCOが14日に発表した2019年3〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比53%減の6億500万円だった。ハードディスク市場の縮小を受けて、ハードディスク表面潤滑剤の販売減が継続した。さらに中国の景気減速を受けて自動車生産が低調になり、自動車部品向けのダイカスト用油剤が伸び悩んだ。原材料価格の上昇を受けた販売価格の値上げが追いつかず、原価率が悪化したのも響いた。

 売上高は6%減の204億円、営業利益は40%減の10億800万円を見込む。製品別の売上高は、自動車部品向けなど特殊潤滑油が3.5%減の95億2600万円、ハードディスク表面潤滑剤など合成潤滑油は23.4%減の16億4600万円、素材が3.2%減の28億2600万円、ホットメルト接着剤が6.8%減の51億6600万円などだった。

 20年2月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比30%減の10億円を見込む。製品の値上げによる増収効果などで、採算は改善する方向という。さらに足元では中国での自動車生産が回復に向かい始めたこともあり、昨年10月に示した現在の通期予想を修正する必要はないと判断したという。

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