和田興産、3〜8月期の純利益13倍に上方修正 販促費用が後ずれ

 和田興産は23日、2016年3〜8月期の純利益が前年同期比13倍の13億円になったようだと発表した。従来予想の11億円から上方修正し、増益幅が拡大する。予定していた販促費用の一部が9月以降に後ずれしたうえ、低金利で支払利息も想定を下回った。

 売上高は2倍の209億円、営業利益は4倍の25億円になったもよう。それぞれ従来予想の205億円、22億円だった。主に分譲マンション事業で販売が好調で、引き渡し戸数が予定を上回り増収幅が拡大したのも寄与した。

 2017年2月期の業績予想は、開示資料によると「現段階で変更はない」としている。
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