神戸ルミナリエ、今年は12月6日から10日間に 前回は1900万円の黒字



 兵庫県や神戸市、神戸商工会議所などで構成する神戸ルミナリエ組織委員会は22日、同日開いた組織委員会と実行委員会の合同会議で「第25回神戸ルミナリエ」の日程を12月6〜15日に決めたと発表した。会期は前回と同じ10日間、開催する場所も例年通り神戸市中央区の旧外国人居留地と東遊園地にする。同時に昨年末に開催した前回の神戸ルミナリエは単年度で1900万円の黒字になったようだと発表した。(動画に2018年12月の神戸ルミナリエ)

 昨年の神戸ルミナリエでは、収入は繰越金を含みおよそ5億6900万円と、17年に比べ3600万円上回った。企業協賛金の金額はやや減ったが207社(17年は199社)から集まったうえ、兵庫県政150周年とあって兵庫県、神戸市からの補助金が増額された。一方、来場者向けの安全対策を強化したことで、支出は前の年より約1700万円多い5億1800万円になった。5100万円を19年度に繰り越す。

 来場者数は343万人と、前の年(340万人)を上回った。ただ会場での募金額は約4300万円と、前の年の4500万円を下回った。組織委員会ではルミナリエを続けられるように、神戸市役所24階の展望フロアに募金箱を設置しているほか、公式ホームページからのウェブ募金などで支援を呼びかけている。

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