「御影高杉」伝説のミルフィーユが限定で復活 「リトル神戸」2周年で

20190516高杉シェフ

 神戸スイーツの発信拠点として東灘区の六甲アイランドに神戸市が開設した「SWEETS BASE リトル神戸」では、4月29日にオープン2周年を迎えたのを機に、記念イベントを相次いで開催する。2周年記念の新メニュー2種類を投入するほか、著名な神戸の洋菓子職人が続々と登場するワークショップを開催。2017年に惜しまれながら閉店した「御影高杉」の高杉良和シェフ(顔写真=リトル神戸提供)も登場する予定だ。「リトル神戸」の神戸スイーツに関する情報や知識の集積を改めてアピールする。

 2周年記念の新メニューは、1つ目が「マンゴーとへべすの酎ハイパフェ」。「リトル神戸」がオープンした2017年に、神戸市と宮崎県が結んだ包括連携協定に乗った。カットしたマンゴーとチーズケーキ、たっぷりのアイスクリームを、宮崎県特産のかんきつ「へべす」のソーダで割った宮崎焼酎をかけて味わう変わり種パフェ。2つ目は神戸市北区で採れたイチゴ、イチジク、ブルーベリーをたっぷり使った焼き菓子「フルーツフィナンシェ」だ。いずれも神戸洋藝菓子ボックサン(本店・神戸市須磨区)の福原敏晃シェフが監修した。

 ワークショップでは著名なシェフが講師を務めて4回開催。体験レッスンなど洋菓子の手ほどきを受けられる。5月18日にレーブドゥシェフ(神戸市垂水区)の佐野靖夫シェフによる「季節のフルーツタルトの会」、6月8日はボックサンの福原シェフによる「抹茶のモンブランの会」、6月23日はバウムウントバウム(神戸市灘区)の井谷真一マイスターによる「バウムクーヘンセミナー」、6月30日は高杉良和シェフによる「ミルフィーユの会」を予定する。

20190516ミルフィーユ

 ミルフィーユの会は体験レッスンを開催せず、仕上げまで高杉シェフが担当。かつて御影高杉の看板で、閉店によって伝説になったミルフィーユ(写真=同)が1日限りで復活する。ワークショップは専用サイトでの事前の申し込みが必要で、参加費は2500円だ。定員は日によって異なる。18日のワークショップは既に申し込みを締め切った。

 「リトル神戸」はスイーツの情報サイト運営や、洋菓子店向けコンサルなどを手がけるCUADRO(神戸市中央区)が運営。原則として毎週金・土・日と祝日の午前10時〜午後6時(毎月最終金曜は午後9時)に営業する。ドラマの撮影にも使われたおしゃれな店内で、犬を連れてスイーツが楽しめる席も用意している。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告