さくらKCSが急伸、ストップ高 好業績期待などで個人の買い増勢か

20240122神戸株アイコンA

終値 1148円 +141円(+14.00%)

【神戸経済ニュース】28日の東京株式市場では、システム開発のさくらケーシーエス(4761)が急伸。取引開始直後から上げ幅を拡大し、前場中ごろには制限値幅の上限(ストップ高)である前日比141円高の1148円に到達した。断続的に利益確定の売りが出ていたが、これま前場で消化。後場はストップ高で買い気配のまま寄り付かず、大引で15万3000株の売買を成立させた。同水準には14万1500株(指し値9200株、成り行き13万2300株)の買い注文を残した。

 28日は配当落ち日のため、前日終値から期末配当額9円を引いた998円が基準値段。同水準から150円高い1148円がストップ高になった。

 特に目新しい買い材料は出ていないようだが、収益拡大期待などから、薄商いの中でまとまった買いが入った結果、株価の需給が買いに偏ったとみられる。24年3月期通期の会社予想に対する23年12月までの進捗率は91%と高く、収益上振れ期待を誘いやすい。加えて東洋経済新報社が18日に発売した「会社四季報・春号」でも、25年3月期の連結純利益を今期予想比21%増の7億6000万円と増益が続く予想。株価水準からみても個人が買いを入れやすいとの指摘もあった。

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