「京都・嵐山1dayパス」神戸方面発の5券種を新たに販売 阪急電鉄など今春から
- 2024/03/20
- 23:51
【神戸経済ニュース】阪急阪神ホールディングス(9042)傘下の中核会社である阪急電鉄、京福電気鉄道(嵐電、9049)、京都バス(京都市右京区)、能勢電鉄(川西市)、神戸電鉄(9046)、山陽電気鉄道(9052)、神戸市交通局は京都・嵐山方面の観光に便利な「京都・嵐山1dayパス」を20日に発売した。従来は「阪急版」「能勢版」の2券種だったが、今春から「神戸電鉄版」「山陽・明石以東版」「山陽全線版」「神戸市営地下鉄版」「北神線・神鉄版」を発売。神戸方面からも京都方面に観光で訪れやすくする。
阪急版で乗り降り自由になる阪急(神戸高速線を除く)・京福の全線と京都バスの嵐山・嵯峨野エリアを共通区間として、券種ごとに各鉄道会社も乗り降り自由になる。神戸電鉄版は共通区間と神戸電鉄全線、神戸高速線の湊川〜阪急神戸三宮で乗り降りが自由だ。山陽全線版なら共通区間に加え、山陽線全線と神戸高速線の西台〜阪急神戸三宮が乗り降り自由。
目的地周辺だけが乗り降り自由になる周遊型のチケットと異なり、通行する全線で乗り降り自由になるのが特徴だ。たとえば神戸市営地下鉄版なら、日中は嵐山で桜を見るなどの観光を終えた後、帰りは神戸市営地下鉄の名谷で下車し、食事してから西神中央の自宅に帰るといった場合の電車移動をすべてカバーできる。券面を提示することで、一部の社寺や土産物店などで割り引きや記念品などのサービスもある。
毎年春秋の行楽シーズンに販売。今年は春が5月26日まで。5月の大型連休中も利用できる。秋は10月1日〜12月22日を予定する。価格は阪急版が1400円、能勢版が1700円、神戸電鉄版が2400円、山陽・明石以東版が2200円、山陽全線版が2700円、神戸市営地下鉄版が2000円、北神線・神鉄版が2300円。主要駅の窓口や定期券販売所、一部の駅売店や企画乗車券用の券売機などで販売する。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 島田Bリーグチェア「神戸のアリーナ席巻するのでは」 関西は1万人規模が少数で (2024/03/29)
- 神戸市「KOBE Free Wi-Fi」で再ログイン不要に まず12施設で25日に利用開始 (2024/03/26)
- 「京都・嵐山1dayパス」神戸方面発の5券種を新たに販売 阪急電鉄など今春から (2024/03/20)
- 六甲山観光、運輸事業と観光事業を分離 ケーブルは「神戸六甲鉄道」4月1日から (2024/03/18)
- 神戸空港〜六甲山〜有馬温泉、タッチ決済4月11日から 他の私鉄も万博前に導入 (2024/03/15)
広告
chevron_left
(解説)神姫バス、豪華バスで「瀬戸内」掘り起こしへ 神戸空港の国際便も意識 home
「冷凍おにぎりdeトマトリゾット」にフジッコ賞 兵庫県・朝食促進で表彰式
chevron_right