神戸鋼の勝川次期社長「特徴ある製品の路線変わらず」「規模は頭から考えず」

20240210勝川四志彦氏

【神戸経済ニュース】4月1日に社長に就任する神戸製鋼所(5406)の勝川四志彦副社長(写真=同社提供)は9日にテレビ会議システムを通じて開いた記者会見で、鉄鋼業界では世界的な再編で経営規模を拡大する動きが広がる中でも、同社は「特徴のある製品をお客さまに提供する路線は変わらない」「規模を追うことは頭から考えていない」と述べ、いたずらにM&A(合併・買収)によって規模を拡大しない方針を強調した。

 国内でも日本製鉄(5401)やJFEホールディングス(5411)などに比べ粗鋼生産量は少ない。「いかにお客さまのニーズに対応して、特徴ある製品をそろえていくか」(勝川副社長)は、引き続き神戸製鋼の経営の中心になるとの見方を示した。他社との連携、M&Aなどについては「特徴ある製品を提供するうえで、他社さんと組んだほうがお客さまにとってメリットがあるとなれば、別に否定するものではない」としながらも、規模を追うことはないという。

 一方、神戸製鋼が多くの産業を抱える複合企業(コングロマリット)化しているのでは、との記者の質問には、「一見、独立しているように見えるけれど、有機的に結びついた企業体がコベルコ(神戸製鋼)グループ」と説明。「要素技術であったり流通面や商品化技術、工場・事業所の運営など、(縦割りだけでなく)短い横串や長い横串で有機的に結び付いている」と指摘し、事業間の相乗効果は常に意識していることも強調していた。

 自身の仕事のスタイルについては「座右の銘にもつながるが『虚心坦懐』を、すごく意識している」という。「壁を作らずに、いろんな意見を聞いて最適な答えを出していく」のを心がける。休日は、東京の下町や地方の城下町を散策し、江戸時代を中心とした歴史上の人物の足跡を訪ねる趣味に時間を費やす。

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