兵庫県「フィールドパビリオン」30件を追加認定 神戸市4件・計185件に

【神戸経済ニュース】兵庫県は19日、大阪市で2025年に開催する国際博覧会(大阪・関西万博)の来場者を兵庫県内に呼び込むためのSDGs(国連の持続的な開発目標)体験型地域プログラム「ひょうごフィールドパビリオン」に30件を追加認定した。県内各地のSDGsに関する取り組みを、大阪・関西万博の会場外パビリオンに見立てる。今回は第4次の認定だ。これまでに認定した156件のうち1件が辞退したことから、認定プログラムは合計185件になった。

 7〜10月に応募があった35件のうち、応募を取り下げた1件を除く34件を有識者らによる企画委員会が審査。このうち「地域に根ざしたストーリーがない」「企画が十分に練られていない」といった理由で4件の認定を見送った。新たに認定したプログラムは地域別で、摂津地域が5件、播磨地域が8件、但馬地域が9件、丹波地域が1件、淡路地域が7件だった。摂津地域のうち神戸市内を活動地とするプログラムは「靴のまち神戸”ながた”がつなげるサステナブルな社会」など4件だった。

 ひょうごフィールドパビリオンは、趣旨に合致するか審査するが、原則として「地域に根ざしたストーリや独自性、希少性」「地域や社会の課題を解決する未来志向方の成果を求める」「事業の継続性と地域の持続可能性」の3点から基準を満たしたと判断するものは、すべて認定する方針。兵庫県は、ひょうごフィールドパビリオンのホームページで、今回新たに認定したプログラムも含めた全プログラムを検索できるようにしている。

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